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元Kaizen Platform TechLead河西智哉氏がIDOM新規事業開発室にJoin

こんにちは。IDOM新規事業開発室の長井多葉紗(タバサ)です。

12月から新規事業開発室に加わった新しいメンバーをご紹介します。

なななんと・・・元Kaizen PlatformのTechLead河西智哉氏です。

まだ24歳なのに「元サムライトCTO」「元Kaizen Platform TechLead」という肩書きを持つ河西くんは何者なんだろう・・・と、気になって仕方がなかったので、直接色々聞いちゃいました。

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タバサ「河西くんはどうして室内でも帽子かぶってるの?」

河西くん「落ち着くからですかね。」

タバサ「そうなんだ(笑)。率直に、河西くんから見たIDOMはどんな印象?」

河西くん「パッと見、スーツしか居ないですよね。帽子かぶってる人も居ない・・・」

タバサ「そこ!?(笑)何か他にIDOM来てびっくりしたことは?」

河西くん「モノがいっぱいありますね。もしかして書類とか置いてありますか?あ、あった・・・。書類とかある環境に居たこと無いんで、正直驚きました(笑)」

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河西くん「エントランスに椅子がいっぱいあって良いですね!座って良いですか!?」

タバサ「どうぞ(笑)河西くんはどうしてIDOMを手伝ってくれようと思ったの!?」

河西くん「NOREL知ってたんですよー。NORELがリリースされた時エンジニア界隈ではざわっとしてて・・・。エンジニアは税金とか払ったり面倒臭いことを嫌う人種なんです。だから、面倒臭い税金とか車検代とか一切かからず、月々の定額49,800円っていう価格設定がエンジニアの目についたんですよねー。」

タバサ「びっくり。NORELが定額制ってところにざわついてたのは、気付かなかった。」

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タバサ「IDOMでエンジニア求めてる事を知ったきっかけは?」

河西くん「IDOMWantedly掲載記事を誰かがシェアしててたまたま見つけました。募集要項で「こんな人は合いません!」って言い切っているのが面白いなあ、と思いながら読んでいました。大きい営業会社が『社内で開発体制作ります!』って書いてあるのはよく見るけど、成功したの見たこと無い。IDOMはどれくらい本気で言ってるのかな〜と疑いながら、軽い気持ちで会社見学行ってみる事にしたんです。そうしたら、執行役員北島さんやNORELの直人さんの本気を感じてしまいまして(笑)」

タバサ「Wantedlyやってて良かった〜!!」

河西くん「大企業はでかいことやるのに資金をつぎ込めるメリットはあるけど、小回りはきかない。今まで他の大きな会社が実現できなかった『社内で開発体制作ります!』を実現できれば面白いなぁと思ってます。」

img_0976河西くん「あ、これも椅子なんですね〜。どうやって座るんだろ。調べます。」

タバサ「ちょっと座ってみてもらって良いかな?」

河西くん「こうやって座るみたいです!ちょっと座り心地悪いけど・・・(笑)」

タバサ「今日はありがとうございました!これからよろしくお願いします!」

河西くん「エンジニア組織作り、成功させましょうね!」

 

IDOM協賛『東京で考える地方創生!内閣府RESAS API ハッカソン』レポート

こんにちは。株式会社IDOM(ガリバーインターナショナル)新規事業開発室広報の長井多葉紗(タバサ)です。

11月6日(日)〜13日(日)に行われた、チームラボ主催『東京で考える地方創生!内閣府RESAS APIハッカソン』のレポートになります。

RESAS(Regional Economy and Society Analyzing System、リーサス)とは 地方創生の現実に向け、内閣官房(まち・ひと・しごと創生本部事務局)が市民のビックデータ(産業・人口・観光・農業等)を分かりやすく「見える化」したシステム。RESASは2015年4月のリリース以来、人口急減・超高齢化に歯止めをかけ日本全体の活力を上げることを目的に、地方自治体が自らの現状と課題、強みと弱みを把握し、その特徴を踏まえた地方創生現実のための戦略立案に活用されています。

今回のハッカソンは11チーム約60名が参加、RESAS APIを絡めた地方創生のためのサービスを提案することで、地方都市や自治体、住民の生活がどのように変化するかをプレゼンテーションしていただきました。

豪華な審査員はこの方々です。

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審査員紹介


内閣官房 地方創生推進室 RESAS 担当 大村 浩之 氏

チームラボ株式会社 カタリスト 床並 展和 氏

アソビュー株式会社 取締役執行役員 営業統括責任者 高村 圭 氏

駐日外国政府観光局協議会(ANTOR-JAPAN) 事務局 中山 圭太郎 氏

日本マイクロソフト株式会社 テクニカルエバンジェリスト 増渕 大輔 氏

そして、我らがボス、IDOM執行役員北島昇

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早速ですが、優秀賞の発表になります。


■日本マイクロソフト


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「住んでいて、ほっとする街どこだろう」

住みやすさを可視化するサービスです。落書きの位置データを取得して、自治体データ、RESASデータ、落書きデータを掛け合わせ、住みやすさ指数「ほっと指数」に変換、街ごとに「ほっと指数」で可視化するサービス。地域住民が自分達で治安を守っていくツールとしても活用できます。

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実際に朝、落書きをマッピングしてみました。

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<評価コメント>

RESASをきちんと使った上で、RESAS以外のシナリオも乗りそうなので今後の発展に期待できそう。

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■ANTOR-JAPAN賞


ZEN-OS

「社会を作るためにを作るサービス」というアプローチで、独立通貨(ブロックチェーン)、通貨の送受金とメッセンジャーアプリ、管理運営システム、コミュニティ作成のシステム、という4つのサービスを提供します。

昔ながらのハードウェアを変えないと、ソフトウェアを変えても大きな変化は起きないと考えていて、国のシステムがアップデートされていないと新しい取り組みをするのは困難。

だからこそ誰でも簡単に、企業自治体などが経済圏を伴った小さい社会を作れる仕組みを作り、地域活性の問題を解決したいと思っています。

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新しい社会を一緒に作りませんか!?

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<評価コメント>

仮想通貨は、2017年の5月に法律が施行される予定で、今は予約を募っている段階のため日本ではまだ使えないけれど、未来に目を向けているところが素敵です。。RESASとの連携はまだですが、新しい技術の活用する方針を仮定しているところを評価させていただきました。

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■アソビュー賞


星Niteen

地域の魅力を反映した観光経路検索システムです。普通の経路検索は、時間と空間の最適での表示になりますが、「美しさ」「楽しさ」という他の指標もまとめ、経路検索に反映されるようになっています。地点データに指標ごとに重みをつけ、最終的に指標値ごとの大きさもわかるような経路を選択できる仕組みになっています。

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商品は、疲れたカラダを癒してくれる、温泉施設「テルマー湯」の入場券 。アソビューでも人気の温泉らしい!img_0867

<評価コメント>

地方自治体と仕事をしていると地域を周遊してほしい、という依頼をされることも多いので、今まで手を動かして作っていたものが、このサービスにより便利になるのではないか、という期待が、評価のポイントになりました。

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IDOM


TripRecommender

「実はこういうところ行ったら面白いんじゃないの?」というのを提案するシステムです。

例えば、「東京都千代田区」と入れたら、似ていない市町村が返されるような仕組みになっています。それは、思いもよらない発見があったり、非日常の体験の方が、実はインパクトもあったり生活を豊かにできるきっかけになるのでないか、と考えたからです。似ていない市町村を探すのは、RESASの産業係数のデータを使用しています。

また、今の若い人たちはお金を使わない、という課題を解決する手段にもなるのではないかと考えています。

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ちなみにIDOM賞は、メディアパッドを使った後付けのナビゲーション「タブレットナビ」。

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<評価コメント>

IDOM賞を選ばせていただいた理由は、正面から地方創生と向き合っている部分と、我々はドライバーを目の前にしているので、実際「出かけたくなる」という動機付けは重要でその切り口が印象的だったから。また、似ていない街探し、というところに目をつけたのも面白かったです。

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■準優勝


アニメ版RESAS

聖地巡礼の経済波及効果は、253億円もあります。最近では、長崎県が漫画家に対し、アニメの舞台にする場合は補助金を出すような施策も行っており、聖地巡礼の経済波及効果は大きいとことが徐々に認知されてきている背景があります。そのため、RESASと連携し、アニメから地方情報を取る仕組みを提案します。

デモでは、聖地が有名なアニメを用意、クリックするとRESASと通信を走らせ地方の情報を取っております。市区町村の転入、転出、という情報をRESASから取り、アニメの掲載インパクトは観光客入数から観光単価を割って計算しているため、影響指数がわかります。pb135828-copy pb135836-copy

<評価コメント>

他のチームに比べて、市場がきちんと定義させているし、ニッチで誰も手をつけていない市場だからこそ、よりサービスとして早めに着手できそうだから。現実的な将来性を評価させてました。

またアニメに沿った形でメインビジュアルに動きを出したりして、ワクワク感が出てくるのは良いと思いました。

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商品は、地域の名産品、五千円分。お雑煮限定ではなく、amazonから選んで良いみたいです。

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そして、優勝チームは、、、


■優勝


HappyChild

子育て世代の夫婦がどこに移り住んだら良いかを市区町村を調べられるサービスを提案します。

例えば保育園の数や医療費や補助金、小中高の学費などもランキング形式にしているので、一目瞭然でわかります。またお金の面だけではなく、環境も考慮させることも可能です。例えば、福岡県は子供にとって面白い遊びがあるかどうかは、アソビューさんのAPIと連携させるることで実現できます。

またデータを見せるだけではなく、実際の「声」を掲載できる機能もつけられるので、「自治体がアピールしたいことも掲載できる」「コミュニティの場」にも発展させていくことを考えています。

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商品は、地域の名産1万円分 &「内閣府とチームラボがアプリケーションの改善を別途支援」させていただきます。もっともっとより良いサービスにして、今後東京以外の地域でも展開したいし、まずはテストマーケティングな形でも推奨するのも良いと思っています。

RESAS開発を内閣府だけ行っていくのはなかなか厳しく、今後も地域を見える化する取組や改善策の実施について、みなさまの力をお借りしたいと思っています。コンテストは年度内に開催するので、バージョンアップを期待しています!

pb135980-copy  ちなみに副勝もあります。継続開発が条件になりますが。。。

スタートアップ向けのBizSparkという開発ツールを1年限定でご提供させていただきます。

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<評価コメント>

地方創生の中で、子育てのニーズが高く、RESASも子育てメニューを入れたいと思っています。ところがなかなか実現しない。このサービスは、お金、環境、コミュニティ、という3つのパロメータでランキングしている、というのが面白いし、実現可能性が高いところが、評価させていただいたポイントとなりました。是非実現させてください!

pb135989-copy優秀賞に選ばれたチームも、残念ながら逃してしまったチームも、とにかく8日間お疲れさまでした!

そして最後は、我らが北島ボスが乾杯の音頭をとらせていただきました。

「お疲れさまでした、乾杯!」

ケータリングはFoodlinkさん。豪華なおつまみにテンション上がりました。

pb130226-copypb130219-copyそして最後に重大発表が・・・。

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来月12月に、RESAS APIハッカソン2の開催が決定。次回も楽しみですね!!

『東京で考える地方創生!内閣府RESAS API ハッカソン』1日目

こんにちは。新規事業開発室広報の長井多葉紗(タバサ)です。

チームラボ主催、IDOM協賛の『東京で考える地方創生!内閣府RESAS API ハッカソン』1日目が11月6日(日)に開催されました。

RESAS(Regional Economy and Society Analyzing System、リーサス)とは 地方創生の現実に向け、内閣官房(まち・ひと・しごと創生本部事務局)が市民のビックデータ(産業・人口・観光・農業等)を分かりやすく「見える化」したシステム。RESASは2015年4月のリリース以来、人口急減・超高齢化に歯止めをかけ日本全体の活力を上げることを目的に、地方自治体が自らの現状と課題、強みと弱みを把握し、その特徴を踏まえた地方創生現実のための戦略立案に活用されています。

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参加者は所属企業を問わずランダムに構成された11チーム。地方創生に興味を持つ60名近い参加者で、会場は熱気に溢れていました。

各チームの中間発表を聞いていて感じたことは、

『現地に暮らす人では解決しづらい課題も多く、そこに東京から向き合うバリューがある』

『RESASが持つマクロ的データと、ハッカソンで考えるミクロ的な解決策をどう融合させるのかが焦点になる』

ということ。あまり詳しいことには触れられませんが、再現性高い提案も多く、審査員のコメントからもかなりの接戦になりそうな雰囲気でした。

中間発表後の懇親会タイムはビールとピザが提供されたのですが、懇親もつかの間、ほとんどのチームが提案についてのディスカッションを続けているのが印象的で、本気度が伝わって来ました

来週の最終発表は、執行役員北島昇が審査員として参加させていただき、優秀グループにはIDOM賞を贈呈いたします。

会場は、インテリジェンスさんが運営する、オシャレなコアワーキングスペースdot.

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今度IDOMのシールも置いていただきたい(笑)!

ということで、来週は最終発表の様子をレポートいたしますのでお楽しみに。

 

 

うごラボMeetUP#5【うごラボ × GCPUG】11/29(火) 開催決定!

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こんにちは!新規事業開発室広報の長井多葉紗(タバサ)です。

11月29日(火)19:00より、うごラボMeetUP#5の開催が決定しました。コンセプトは

うごラボ × GCPUG Tokyo BigQuery Day

GCPとは・・・

Googleが運営しているクラウドコンピューティングのプラットフォーム。Google検索YouTubeなどのエンドユーザー向けのサービスと同じインフラストラクチャーで運営されている[1]。簡単なウェブサイトから複雑なアプリケーションの開発まで対応している。(wikipedia引用)

今回のうごラボMeetUPは、日本で唯一のGoogleCloudPlatformトレーニングパートナー、トップゲート社の"sinmetal“さんが主催する「GCPUG(Google Cloud Platform UserGloup)」とのコラボイベントとなります。

リリースされたStandard SQL では、BigQueryのSQLがどのように変わるのかや、来年から新しい課金体系として登場するHigh Compute Queryについて、BigQuery使いたちが語ります。

21:30からはお酒と美味しいおつまみをご用意しておりますので、MeetUPをお楽しみください。

【当日のスケジュール】

  • 19:00 ~ 19:15 会場説明
  • 19:15 ~ 19:55 High Compute Queryに備える!Dremelの気持ちになって考えるパフォーマンスチューニング by sinmetal
  • 20:05 ~ 20:45 BigQuery Standard SQL by yancya
  • 20:55 ~ 21:25 BigQuery by satoluxx
  • 21:30 ~ 22:00 うごラボMeetUP#5 by IDOM (お酒・おつまみ有ります)

【前回までの様子】

2016/03/09懇親会の様子

2016/03/09懇親会の様子

 

 

 

 

 

 

【応募はコチラ】

http://gcpug-tokyo.connpass.com/event/42148/

【開催概要】 ・日時 2016年11月29日19:00 (18:30開場予定) ・場所 株式会社IDOM 本社 東京都千代田区丸の内 2-7-3 東京ビル25F

・参加費無料

・定員は150名(定員に達し次第締め切ります。ご了承ください。)

チームラボ主催「東京で考える地方創生!RESAS API ハッカソン」にIDOMも支援

こんにちは。IDOM新規事業開発室広報の長井多葉紗(タバサ)です。

最近新規事業開発室にいると、クルマ売っている会社なのかITの会社なのかわからなくなるくらいTech系の方々とお会いする事が多い毎日です。そして今回は、来る11月6、13日(日)、  チームラボ社が主催する「東京で考える地方創生!RESAS API ハッカソン」に支援することになりました。

RESAS(Regional Economy and Society Analyzing System、リーサス)とは 地方創生の現実に向け、内閣官房(まち・ひと・しごと創生本部事務局)が市民のビックデータ(産業・人口・観光・農業等)を分かりやすく「見える化」したシステム。RESASは2015年4月のリリース以来、人口急減・超高齢化に歯止めをかけ日本全体の活力を上げることを目的に、地方自治体が自らの現状と課題、強みと弱みを把握し、その特徴を踏まえた地方創生現実のための戦略立案に活用されています。また、「地方創生☆政策アイデアコンテスト」等を通じて、徐々に国民レベルでも地方創生ムーブメントが起き始めています。

私たちIDOMには「売る/買う/貸す/借りる」すべてを提供できるアセットがあります。Mobility Platformerを目指し、ビッグデータ、IoTやAIといったTechnology領域でも大きな成長を遂げようとしているIDOMは、RESASの持つ可能性に興味を持ち、今回の支援となりました。

内閣府RESAS担当とチームラボ社に並んで、IDOM直人が審査員として参画予定なのも楽しみです。

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■イベント詳細

RESASのデータを取り出せるAPIの初公開記念と、今後開催予定のRESAS APIコンテストに応募するための作品作りを支援を目的とし、株式会社インテリジェンスが運営するdots.にて開催します。

東京で考える地方創生!RESAS API ハッカソンURL:https://eventdots.jp/event/603597

開催期間は第1回目は11月6日(日)、13日(日)第2回目は12月10日(土)と11日(日)の2部制に分かれた4日間。両セッション2日目11月13日(日)、12月11日(日)は、最終発表があります。

開催場所:イベント&コミュニティスペース dots.

開催住所:東京都渋谷区宇田川町20-17 NMF渋谷公園通りビル 8F

日程:<第1回>2016年11月6日(日)、11月13日(日)、<第2回>2016年12月10日(土)、12月11日(日)

開催時間:10:00 – 21:30

第1回目定員:60名

※第2回目の一般参加者の応募は11月中旬開始予定。

詳細はコチラに掲載予定⇨ https://eventdots.jp/event/603597

自動車産業の変革にIDOM(挑む)私たちの流儀

初めまして。

IDOM新規事業開発室広報の長井多葉紗(タバサ)です。

10月14日に、SAP IoT Executive Summit にて当社執行役員 北島 昇 が登壇させていただきました。「Re - Design」というコンセプトで、マーケットアウト目線からいかに自動車産業の変革に向き合うかを語りました。

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北島:今回のテーマは、「Re-Design〜コンセプトの再設計で紡ぐ新たなコンテクスト〜」です。ただその話をする前に、私たちの置かれている環境についてお話しさせてください。

私たちは自動車流通を生業としており、グローバルで2400億円ほどの売上をあげています。

しかし私たちは今、このビジネスの将来について大きな危機感を抱いています。その震源となるのが、Information Technology の大きなうねりです。

ガリバーから「IDOM(挑む)」へ

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Information Technology の大きなうねりを前にして更なる飛躍を誓うため、2016年7月15日、自分たちの中心的なマインドである「IDOM(挑む)」に社名変更し、22年目にして第二の創業期を決意しました。

私たちを突き動かす強烈な危機感、それは1990年以降のIT革命によるドラスティックな産業構造の変化です。

例えば音楽はCDからiTunesになり、Spotifyになったとき、流通に与えたインパクトは甚大だったように、世の中のあらゆるビジネスがハードからソフト、ソフトからサービスへのパラダイムシフトに直面してきました。

コンピューティングリソースも汎用機の時代から10年ほどで大きな性能の進化を遂げ、並列化、SaaSクラウドサービスへと変わりました。ムーアの法則は今でも有効であると信じられています。

2013年〜2015年に国内で大ブームになったソーシャルゲームは、ゲーム体験をハードウェアをベースとした流通が支配する産業構造から完全に作り変えました。現在国内では6000億円のスマートフォンゲーム市場がありますが、その覇者はゲームメーカーではなくGoogleAppleといったOSベンダーです。

さて、それでは私たちが属する「自動車」の領域はどうなるのでしょうか。

自動車はハードウェアから「Mobility As A Service」へ

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この画像は2015年に発表されたメルセデスのコンセプトカーです。ご覧になっていただいてわかる通り、ハンドル、運転席がありません。自動車が、ハードウェアとして提供されるのではなく、Car As A Service、Mobility As A Service として提供される時代が本当に近づいていると感じます。これらを支えるのはディープラーニング、強化学習、コグニティブ、大規模並列化分散処理といった最新のテクノロジーです。

Uberのようなライドシェア、Google Car のような自動運転が台頭する世の中で、自動車流通というハードウェアのマッチングビジネスは存在感を失います。

こういった世界観を目の当たりにして、我々流通はどんなビジョンを描くべきでしょうか?

私たちが今この瞬間に賭けるのは、自動車ではなくユーザーそのものです。わかりやすく言うと「移動需要」にフォーカスする、といった方がいいかもしれません。

これは、プロダクトではなくマーケットサイドに向き合い続けた私たちリテールとしての誇りでもあります。

たちの戦略は全社のあらゆるところに浸透していますが、わかりやすい例を紹介しましょう。

チャネル戦略としての店舗「HUNT」

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私たちは年間30万台近くの自動車を扱わせていただくのですが、ほとんど在庫を持たず、2週間という限られた期間だけ手元にあり、それの需給をマッチングすることで一般消費者、業者、オークションなど最適な経路に流通させます。

お客様のほとんどは、実物ではなく画像を見てクルマを買っていくという事実から、私たちは自動車を、「在庫」ではなく「情報」という風に捉えています。

「情報」である個々のクルマは実物がなくても画像だけで売れるのですが、たくさんの情報を束ね、特定の顧客の文脈に合わせて認知できる形に再編集して、お客様の目の前に置く。

それが「チャネル戦略」です。

私たちが進めるチャネル戦略の一つに「Hunt」という店舗があります。この「Hunt」という店舗は、「おでかけのはじまり」というコンセプトで、木更津にあるイオンモールの一区画を私たちが借り切り、モール in モールの形で運営しています。

木更津するというロケーション、イオンモールという生活の場にキャンプギアやマウンテンバイクといった「おでかけ」を想起させる小物を散りばめそこにクルマを添えておく。

そうすると、自然とクルマが売れていくんですよね。

ちなみにこのHunt木更津、一番売れるクルマはレクサスです。買い物帰りのおじいちゃんおばあちゃんがフラッと立ち寄って「あらこれいいわね、くださるかしら」といって800万のクルマを買っていきます。

セールスではなくマーケティングこれが販売における私たちのやり方です。

サブスクリプション型サービス「NOREL」が生み出した新しい価値とは

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続いて、もうひとつ事例を紹介させていただきます。

今年の8月に「NOREL」というサービスをリリースしました。月額49,800円でクルマに乗れて、しかも乗換放題というサブスクリプション型のサービスです。

月額49,800円というのは安くはないですが、車検・保険・税金、全て込みの価格に「乗換自由」という付加価値をつけると考えると妥当であろう、という仮説で始めています。

まだ初めて間もないサービスですが、様々なファインディングがあります。

その一つが、「赤いクルマが出る」ということです。

自動車販売をやっていると、いつも売れるのは「白」「黒」「シルバー」です。無難な色は将来下取りに出す時の値段が高いんですね。

やはり実際にヒアリングしてみると、所有する前提だと、赤を選ぶ、ピンクを選ぶといった選択は、リスクが高いと思う方がほとんどでした。

「赤いクルマが出る」のは、いつでも乗り換えられる前提だからこその購買行動なんです。

「本当は、赤いクルマに乗ってみたかった」

私たちのビジネスはまだ始まったばかりですが、NORELがなかったらできなかった選択、できなかった生活、それが生まれたと思っていて、これは価値のあることだと確信しています。

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私たちは、自動車産業に身を置く事業者ですが、だからといってクルマにフォーカスしていません。

徹底的にお客様を見る。何を求め、何をしたら喜んでいただけるのか、そこだけを見ています。

そして、お客様のコンテキストを中心に、自動車というプロダクトを「サービス」として 「Re-Design」 していく。

いつまでも、ずっと、お客様中心。

それがリテールとしての私たちの流儀 (やりかた) です。

IoTで激変するクルマの未来 〜うごラボ#4〜

第4回うごラボは、世界各国で自動車産業の取材を続けるジャーナリストの桃田健史氏を迎え、「IoTで激変するクルマの未来」をテーマに開催されました。

自動車産業はIoT最大のマーケット

冒頭では、株式会社IDOM 新規事業開発室の許直人より、IT畑を歩んできた自身の経歴から、自動車産業がITにおいては最後の成長分野であり、IoT最大のマーケットであることやその魅力について語っていただきました。

自動運転実用化に向けてロビー活動を本格化する米国の今

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↑質問を募る桃田氏

桃田氏は、長年取材を続けている米国のEV市場について、米国防高等研究計画局(通称 DARPA)を卒業したメンバーがGoogleをはじめとする民間企業で取り組みをはじめたことが急速発展のきっかけであったことや、今年4月にFord、VolvoGoogleUberLyftの5社が提携を発表し、アメリカ国内での自動運転実用化に向けたロビー活動が本格化してきている状況について解説しました。

また、自動運転の分野において日本がやや立ち遅れているものの、2020年の東京オリンピックを目指し今後数年で加速すると見解を示し、参加者にもディスカッションのお題として投げかけていただきました。

 

テーマ1:自動運転は社会にとって本当に必要か?

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↑テーマを投げかける桃田氏

4人一組でディスカッションが行われ、桃田氏の強引な(?)指名により数名の参加者の方に発表いただきました。

  • 運転手の高齢化により、自動運転が導入されるのはタクシーが最初になるのではないか
  • 高齢・過疎化が進む地域では自動運転は重要な役割を担う

また、クルマが好きだという参加者の方からは、

  • 運転が好きだから自動運転車には乗らないと思う

といった意見も出ました。

 

その後、世界の自動車普及図とともに、クルマが売れ方が変わる”パラダイムシフト”(自動車経済圏の変化)の話から、各自動車メーカーの戦略車開発がどのように変化してきたのかを解説していただきました。

ハイブリッド車プラグインハイブリッド車→EV(電気自動車)→FCV(燃料電池車)がその流れです。

 

また、昨今中国政府が米国政府に相談を持ちかけて策定されたNEV法(ニュー・エネルギー・ヴィークル規制法)の動きに見られるように、燃費規制をアメリカ主導で進めるロビー活動が本格化している話から今回のメインテーマである「IoTで変わる自動車産業」へと話が進みました。

 

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↑米国の取り組み事例について傾聴している参加者の皆さんの様子

桃田氏は、米フォード・モーターのモビリティサービス開発への取り組みを事例に、「いよいよ自動車メーカーもこれまで一切手を出してこなかった分野に力を入れるようなってきた経緯や、トップ自らが、とりあえず何かをやっておかなければ、という意識で取り組んでいる」と、インタビューを通じての実感について語りました。

 

また、日本国内の自家用車が稼働しているのは1日のうち1時間くらいであり、使われていない時間を活用する=シェアリングが進むことをデータとともに紹介しました。

 

一方で、ITにより産業構造が激変している中で、自動車産業は時代の変化に追いついておらず、「メーカーは相変わらずプロダクトアウトであり、クルマがどのように使われているのかを把握できてない。」とし、これからはクルマの一生を追う、データの争奪戦となることを改めて強調した上で、次のテーマを参加者に問いかけました。

テーマ2:IoTで産業が激変する中、ビジネスチャンスを実利に結びつけるために個人として、企業人としてどんなアクションを考えているか?

 

今回の参加者の方の中には、IT関連だけでなく、自動車メーカーや保険会社の方もおり、それぞれの立場での考えも発表いただきました。

 

  • ライドシェアなど車のあり方が変わっていく中で、保険の分野でも新しいサービスを展開できるはず
  • 自動車メーカーは、国と組んで社会問題を解決するようなモデルケースを作るべき
  • 自動運転によっていろんなことが現実になるのかもしれないが、ITはまだ信用できないところがあるので、クルマは命を預ける乗り物だけに自動車メーカーの技術革新に期待している

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↑パネルディスカッションで盛り上がる会場の様子

今回のうごラボは150名以上の方にご来場いただき、パネルディスカッションは株式会社IDOM新規事業開発室室長の北島昇も交わり、22時過ぎまで行われました。

パネルディスカッションには事前のご相談もなく、IT分野および自動車メーカーの方に登壇いただき、普段は公共の場でお聞きすることができない本音をお話しいただきました。

突然のお誘いにも関わらずご登壇いただいた皆様、ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました!次回のご参加も心よりお待ちしております。